About Malta
マルタ内の移動方法と交通手段
マルタに電車はない
マルタ共和国は国土面積が約300㎢の小さな国。
国土面積こそ小さいですがマルタは主な見どころがたくさん!また主な観光地は密集しているため、寺院や教会、ビーチ、ショッピングセンターなど気軽にアクセスが可能です。ほとんどのエリアは徒歩で移動することが出来るので、45分程度で一つの街を見てまわれるでしょう。学校の多くはSliemaとSt.Juliansに位置しているので、ステイ先から学校まで毎日美しい海岸の風景を眺めながらの通学がお楽しみいただけます。
BUSでの移動
マルタではバスが主な交通手段として利用されており、バレッタのターミナルを起点として様々な観光地へ行くことができます。バス停の名前はあまり利用されていないので、建物などの名前をドライバーに伝え教えてもらうといいでしょう。ターミナルには案内所があり行先別に区域が分かれているので、路線探しには苦労しないはずです!
また公共バスTallinjaの公式アプリをインストールしておけば、外出中も自分の待っているバスがあと何分で到着するのかリアルタイムで確認することが可能です。他にもバスルートの確認や学生ICカードを持っている人はアプリでチャージを済ませることが出来るのでインストールしておくことをおすすめします!
バスチケット各種
マルタバス注意報
マルタでは時がゆっくりと流れています。マルタバスもとてものんびりで大雑把。そのため、いろいろな問題が生じてきます。そんなときマルタ人はどうしているの?!
1.バスが何時間たってもこない
メインエリアを離れて郊外に行ったりすると、バスが何時間たってもこないなんて日常茶飯事。そんなときは一旦バレッタ行きのバスに乗って、ターミナルから直接最終目的地に行くバスに乗り換えましょう。すこし面倒ですが、来るか来ないかわからないバスを待つよりも、全路線に繋がっているバレッタのターミナルに行くほうが確実です。
2.満員の時は、お構いなしにスルー
暑い日差しのなか、やっと来たバスが悲しくも通り過ぎていく...これは観光客が多い夏時期や朝夕のラッシュ時によくあることです。そんな時は気長に次のバスを待つしかありません。しかし、満員で通り過ぎて行った同じナンバーのバスがガラガラで連なってきた、なんてこともよくあります。自分の運を信じましょう!
3.お札で払ってもいいですか…?
バスドライバーから直接チケットを購入できる2時間レシート。お財布をみたら大きいお札しかない場合がありますよね。しかしマルタでは、おつりがないからと乗車を断られる場合があります。(運転手さんの気分によりますが)そのため、小銭またはちょうどの料金を用意してから乗車するようにしましょうね。また貰ったおつりの金額が正しいかも確認しましょう!
4.バスの料金は必ず支払いましょう!
もし不正が見つかった場合は、2018年11月現在€50の罰金が定められています。必ずチケットを購入して乗車しましょう!
TAXIでの移動
通常タクシーはナイトスポットPacevilleやホテル周辺、観光スポットのタクシースタンドで拾うことができます。バスの運行時間が大体9:30~22:00頃なので、それ以外の時間の移動に使えます。
英語がままならないツーリストや学生には割高な料金を押し付けてくることも多々あります。ホテルからタクシーに乗る場合は、ホテルの人に値段を交渉してもらって乗車するようにしましょう。
空港からマルタ市内
到着ゲート内にチケットブースがあります。行先を告げ料金支払い後、タクシーに乗り込みます。
Luqa空港からValletta 約€15前後
Luqa空港からSt.Julian's/Sliema 約€20前後
アプリをインストールしておこう
近くにタクシースタンドがない場合や、料金交渉が苦手な方、モバイル世代の方はタクシー配車アプリで呼びましょう!
使い方は簡単!配車オーダー時、お迎え場所と目的地を事前に地図上で選択しその距離の金額をアプリに登録したクレジットカードで支払うだけ。
現金で支払う必要や交渉の必要もなく、また電話をする必要がないので英語がままならなくても簡単にタクシーを呼ぶことができます。
普通のものや相乗りタクシーなど様々なので、用途に分けて使うといいかも!
ecab
Bolt
White Taxi
Carpool
Bonju
などなど…
その他の移動方法
フェリーで移動
主にGozo島へ行く時に活躍するフェリー。マルタ島からGozo島までの往復チケットは4.65ユーロです。
ゴゾ島(マルタの主な3島のうちのひとつ)へはまずバレッタのバスターミナルからCirkewwa(所要約1時間)へ向かいます。そこからフェリーで約20分間の船旅を経て、のどかで落ち着いた雰囲気のGozo島に到着します。
ゴゾ島内でも同じようにバスが主な交通手段となります。一日効率よく観光したい場合は、ツアーバスまたは車やジープをレンタルするのも良いでしょう。
マルタスタディがおススメする
ゴゾ島内のツアー方法はこちら
他にもフェリーはGozo島に行くときだけではなく、首都のバレッタやスリーシティーズに行くときにも利用すると移動が楽です。このフェリーはそれぞれスリーマとバレッタから出ています。スリーマからバレッタまで、バレッタからスリーシティーズまでのチケットは、それぞれ片道: 1.5ユーロ、往復: 2.8ユーロです。
また、これらのルートのフェリーは運行時間が夏と冬で異なるので利用する際には、フェリー乗り場にあるタイムスケジュールかホームページ上のタイムスケジュールを確認するようにしましょう。風が強い場合は運休になることもあります。
車で移動
マルタ共和国は意外と車大国。ほとんどのマルタ人が自動車を所有し、主な交通手段として利用しています。マルタにいればその車の多さに気が付くことでしょう。
マルタの観光地を一気に回りたい!という時にレンタカーやカーシェアで是非車を利用してはいかがですか?
マルタの交通ルールは日本と同じで右ハンドル・右側通行。国際免許証があれば車を借りることができるので日本のような感覚で運転できると思いますが、マルタ人は日本人より運転が荒い傾向があるのでご注意ください。
マルタでは個人の所有する駐車場といった土地がとても少ないので、路上の空いているスペースに縦列駐車するのが基本です。
シェアバイク
これの良いところはわざわざお店に行って用紙を記入する必要がなく、また専用ステーションがあるところならどこでも乗り捨てが出来るところ。使い方はどちらも専用アプリから予約するだけ。もちろん電話でも受け付け可能です。
街中では主に“Go to Bike”もしくは"BOLT Bike"というシェアバイクを見かける事が多いはず。
ただここは坂の多い国、マルタ。少しの移動にも坂を避けては通れない事も多いので、自転車での移動は少しハードルが高いかも…!